内装工事の流れ10STEP|それぞれの期間とやるべきことを詳しく解説
「内装工事ってどのような流れで進めればいいのかな?」
「内装工事の期間はどのくらい見ておくべき?」
店舗の内装工事を行う場合、業者に問い合わせして詳細を詰める前に、どのような流れで内装工事が行われるのか事前に把握しておきたい……とお考えではないでしょうか。
内装工事の流れを把握しておくことは、店舗づくりの計画を立てる上でも、トラブルを未然に防ぐためにも重要です。
内装工事の流れの全体像を理解すれば、どのタイミングで、何をすればいいのか具体的な行動が見えてきます。
この記事では、内装工事の基本的な流れを10のステップに分けてご紹介します。
記事をお読みいただくことで、内装工事の基本的な流れはもちろん、具体的にいつ・何をすれば良いのかがわかります。また、内装工事にかかる費用についても解説しています。
全体的な見通しを立てて、内装工事について検討できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
- 1 内装工事の基本的な流れ(工程)10STEPの全体像
- 2 内装工事の手順①:内装工事業者を選ぶ
- 3 内装工事の手順②:相談・問い合わせをする
- 4 内装工事の手順③:ヒヤリング・打ち合わせを行う
- 5 内装工事の手順④:プランニング
- 6 内装工事の手順⑤:設計・デザインプランの提案/打ち合わせ
- 7 内装工事の手順⑥:見積もりが提示される
- 8 内装工事の手順⑦:契約を締結する
- 9 内装工事の手順⑧:工事の着工
- 10 内装工事の手順⑨:物件の引き渡し
- 11 内装工事の手順⑩:アフターケア
- 12 内装工事の費用
- 13 【業者別】内装工事の対応範囲の違い
- 14 最も重要なのは一貫性のある店づくりのためのサポートを受けること
- 15 Lovationが実現できる3つのサポート
- 16 まとめ
- 17 ご相談・お問合せ
- 18 資料ダウンロード
内装工事の基本的な流れ(工程)10STEPの全体像
内装工事の基本的な流れ・工程の全体像は以下のようになります。
これらすべての流れにかかる期間は、おおよそ3~6カ月ほどです。
各工程に、以下のように期間を要します。
流れ | 期間 | |
STEP1 | 内装工事業者の選定 | 1~2週間 |
STEP2 | 相談・問い合わせ | 2~3週間 |
STEP3 | ヒヤリング・打ち合わせ | |
STEP4 | プランニング | 3~4週間 |
STEP5 | 設計・プランの提案/打ち合わせ | |
STEP6 | 見積もりの提示 | 2~3週間 |
STEP7 | 契約の締結 | |
STEP8 | 工事の着工 | 1~2カ月 |
STEP9 | 物件の引き渡し | |
STEP10 | アフターケア | 1年間 |
次章からは、それぞれのステップでやるべきことを解説していきます。
特定のSTEPから見たい場合は、上の流れのリンクを押して読んでいくようにしましょう。
内装工事の手順①:内装工事業者を選ぶ
はじめに、依頼する内装工事業者を選びます。
人によって、以下のように重視したいポイントは異なるでしょう。
- デザインにこだわりたい
- 予算内でスムーズに店舗内装を仕上げたい
- デザインは重視せず、施工だけ依頼して費用を抑えたい
このようにデザイン・期間・費用のうち、何を重視するかの違いによって、選ぶべき業者の種類が異なります。
「内装工事業者の選び方によって流れや費用が変わる」でも詳しく解説しますが、業者には以下の3種類があります。
デザイン設計会社 | ・コストは高い傾向がある ・デザイン力や提案力が高く、理想の店舗を実現できる |
内装施工会社 | ・コストや工期は抑えやすい ・デザインから施工まで一括で依頼できる |
工務店 | ・コストは安い ・現場での対応に強いが、デザイン力、提案力、設計力は弱い |
また、実際に依頼する業者を探すには、以下の方法があります。
- 内装工事をしたことがある知り合いから紹介してもらう
- 不動産会社から紹介してもらう
- インターネットで探す
業者の違いを理解し、どの種類の業者に依頼するか決めてから業者を選定しましょう。
業者選定の想定期間 |
1~2週間 |
内装工事の手順②:相談・問い合わせをする
気になる業者を見つけたら、各業者のホームページから問い合わせフォームや電話で問い合わせを行いましょう。
事前に以下の情報をまとめておくと、スムーズに問い合わせができます。
- どんな店舗の内装をお願いしたいのか端的に
- スケジュール(いつまでに完成したいか)
- 予算はどれくらいか
おおよその計画している情報をまとめておき、伝えましょう。
内装工事の手順③:ヒヤリング・打ち合わせを行う
相談・問い合わせ後は、物件が決まっている場合は、物件内見や現地調査をしながら打ち合わせを行います。
この時、自分が持つイメージや希望をしっかりと伝えることが大切です。
業者やデザイナーに伝える情報は、具体的であるほど完成度の高い店舗づくりへと繋がります。しかし、自分の中のイメージを言葉にして伝えるのは難しいものです。
そこで、「5W1H」に沿って伝えるべきことをまとめてみましょう。
▼5W1Hの伝え方
What | コンセプトは何か? | ・どのような雰囲気のお店にしたいのか「コンセプト」を伝える ・コンセプトを決めておくことで、一貫性のある内装デザインにできる |
Where | どこに重点を置くか | ・デザイン/予算/工期に関して、何を重視したいかを伝える |
Who | 誰に向けて | ・ファミリー層や若年層の女性といったように、来てほしいお客さまはどのような人なのかを伝える ・ターゲットを決めておくことで、それに合わせた内装デザインにできる |
Why | なぜその内装にしたいのか? | ・希望のデザインがある場合、なぜそのデザインにしたいのか、目的は何かを伝える |
When | いつまでに | ・いつまでに完成させたいか明確に伝える |
How much | 予算はいくら? | ・いくら内装工事にかけられるのか予算を明確に伝える |
これらをまとめておくことで、業者からのヒアリングをスムーズに進められます。
お店のコンセプトがまだ具体的に固まっていない場合は、業者と十分に話し合ってコンセプトやイメージを固めましょう。
問い合わせから打ち合わせまでの想定期間 |
3~4週間 |
内装工事の手順④:プランニング
ヒヤリングをした内容を基に、デザイナーや内装業者がプランニング(基本設計)を行います。
具体的には、デザインや間取りを図面に起こしたり、図面だけではわかりにくい全体のイメージを立体的に表す手描きパースやCGパースなどを作成し、イメージに落とし込んだりしていきます。
※Lovation制作パースの一例
プランの作成期間は、業者によって異なりますが1週間〜2週間が目安です。
このステップでは自分でやるべきことは特にありませんが、ヒヤリング時には伝え忘れてしまったことや追加で伝えたいことがあれば、すぐに連絡を入れてプランに反映してもらいましょう。
内装工事の手順⑤:設計・デザインプランの提案/打ち合わせ
ヒヤリング後の打ち合わせでは、業者からファーストプランが提示されます。
自分のイメージと業者が提示したプランに大きな違いはないか、希望が反映されているか確認しましょう。この時、使用する素材なども確認しておくといいでしょう。
デザインや仕様、導線のイメージが違う、必要なスペースが確保されていないなど、疑問点があった場合はしっかりと伝えることが大切です。
必要があればデザインプランの修正を行い、打ち合わせを重ねてデザイン設計を詰めていきます。
プランニングから提案・打ち合わせまでの想定期間 |
3~4週間 |
内装工事の手順⑥:見積もりが提示される
作成したプランをもとに、見積もりが提示されます。
この時、予算内の金額に収まっているかを重視するのではなく、工事ごとの詳細な項目についてもしっかり確認しましょう。予算に収まってはいるものの、部分的に不要な金額が含まれている可能性があるからです。
内装工事の見積もりは、前述した工事の種類ごとに記載されているため、見るべき項目が多くなります。
また、工事自体の費用の他に、運搬費や諸経費といった項目も記載されるため、項目ごとの見方を理解していなければ、複数の見積もりを見比べられません。
業者によっては、工事ごとの詳細な項目を記載せず、「床工事一式」といったようにまとめて記載するケースもあります。そのような場合は、何にいくらかかっているのかを別途確認する必要があります。
もし項目にわからない点や疑問点があれば質問し、疑問を残さないようにしてください。
工事ごとの詳しい項目や、見積もりの適切な見方については、以下の記事を参考にしてください。
内装工事の見積もりで知っておくべきこと一覧!項目・例と見方を解説
見積もり比較時の注意点 見積もりを比較することは重要ですが、見積もりの価格だけで業者を選ぶのはやめましょう。安さだけで選んでしまうと、機能的でデザイン性の高い店舗にならない可能性があります。 そのため、こちらの要望をどのように取り入れてくれるか、機能性も考慮されたデザイン設計になっているかなどを見極めて、見積もりも考慮した上でその業者と契約するかを判断しましょう。 |
内装工事の手順⑦:契約を締結する
内装工事の契約書には決まった書式がなく、ほとんどの場合は内装業者が用意した契約書を使用します。
ここで工事のスケジュールも再度確認し、契約書の内容をよく読んでからサインをします。
また、契約時には分割で支払いを行う業者が大半です。分割方法については業者ごとに異なりますので、事前に確認しておきましょう。
見積もりから契約までの想定期間 |
2~3週間 |
内装工事の手順⑧:工事の着工
打ち合わせやデザイン設計が終わり、契約を結ぶと、内装工事が始まります。
可能であれば、工事期間内は1週間に1度は様子を見に行き、イメージ通りに仕上がっているか、計画通りに進んでいるかを確認しに行きましょう。
もし、当初のイメージと異なる部分があった場合、早めに業者に相談することができれば、対処してもらえる可能性があります。
内装工事の手順⑨:物件の引き渡し
工事が完了したら、物件の引き渡しです。
業者からの引き渡しを行う前には、物件が問題なく工事完了しているかチェックをする「完成検査」を行い、問題がなければ書類にサインした上で、引き渡しとなります。
万が一、完成検査で問題があって修正が必要となった場合は、その場で業者側に確認してもらい、どのように改善するか方法や日数を決めます。
再度、検査を行い、改善がされたと確認ができたら引き渡しです。
残った工事費用をすべて支払うことで、一連の内装工事は終了します。
工事着工~引き渡しまでの想定期間 |
1~2カ月 |
内装工事の手順⑩:アフターケア
ステップ10は、アフターケアです。
一般的に、業者側のミスであれば、1年以内程度は無償で対応してもらえます。とはいえ、アフターケアの内容は業者ごとで異なるため、契約前にしっかり確認してください。
また、引き渡し後でも不具合などがあった場合は、業者に連絡して対応してもらいましょう。
アフターケアの想定期間 |
1カ月 |
内装工事の費用
一連の内装工事にかかる費用は、次の3つの条件の違いにより大きく異なります。
- 物件の状態
- 開業する業態
- 依頼する業者
それぞれを比較することで、内装工事にかかる費用が見えてきますのでご紹介します。
内装費用比較|物件の種類
内装工事の費用は、「居抜き物件」か「スケルトン物件」かによって大きく異なります。
- 居抜き物件:前に入っていたお店の設備や内装が残っている状態の物件
- スケルトン物件:内装や設備が何もない状態の物件
費用は、一般的に一から工事を行うスケルトン物件の方が高くなる傾向があります。
しかし、居抜き物件でも間取りの変更が必要になるといったケースもあり、そのような場合はスケルトン物件以上に工事費用がかかることもあります。
居抜き物件 | スケルトン物件 | |
メリット | ・内装がそのまま利用できる ・工期が短い | ・好みの内装にできる ・内装の解体費用が不要 |
デメリット | ・好みの内装にしづらい ・古い設備の不良は自己責任になる | ・内装工事費用がかかる ・工期が長い |
それぞれのメリット・デメリットを把握し、慎重に物件選びをすることが大切です。
内装費用比較|開業する業種
内装工事費用は、開業する業態によっても大きく変わります。
業種別に加え、物件別の坪単価を比較してみましょう。
業種 | 居抜き物件の場合の坪単価 | スケルトン物件の場合の坪単価 |
飲食店 | 45万〜 | 55万〜 |
美容室/エステサロン | 37.5万〜 | 60万〜 |
アパレル・雑貨店 | 25万〜 | 45万〜 |
飲食店は水道やガスなどの設備工事に費用がかかるため、坪単価も高くなる傾向があります。
反対にガスや水をあまり使うことがないアパレルや雑貨店などの小売店は、設備工事の費用が抑えられるため、坪単価は安めです。
内装費用比較|依頼する業者
内装業者には3つのタイプがあります。どのタイプの業者を選ぶかにもより費用が異なるため、傾向を理解しておくことが重要です。
内装工事の流れの中で紹介した業者ごとの特徴を、もう一度見てみましょう。
デザイン設計会社 | ・コストは高い傾向がある ・デザイン力や提案力が高く、理想の店舗を実現できる |
内装施工会社 | ・コストや工期は抑えやすい ・デザインから施工まで一括で依頼できる |
工務店 | ・コストは安い ・現場に強いが、デザイン力、提案力、設計力は弱い |
予算や工期、実現したい希望などを踏まえながら、どの業者にするべきかしっかり検討して選ぶようにしましょう。
より詳しく内装費用について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
内装工事にかかる費用一覧!工事する物件の種類・業種別に詳しく解説
【業者別】内装工事の対応範囲の違い
前述したように内装工事業者は、以下の3つのタイプに分かれます。
- デザイン設計のみを行うデザイン設計会社
- デザイン設計と内装施工の両方を行う内装施工会社
- 内装施工のみを行う工務店
それぞれのタイプには異なる特徴があり、どの業者に依頼するかによって対応範囲が変わるため、内装工事の流れ自体も変わります。前述した一般的な流れは、内装施工会社に依頼した場合の流れです。
タイプごとの対応範囲や、その業者に向いている人を解説しますので、業者選びの参考にしてください。
デザイン専門のデザイン設計会社
デザインや空間にこだわりを持ちたい方は、デザイン専門のデザイン設計会社がおすすめです。
デザイン設計は、店舗を作る上で集客にも繋がる大切な部分です。店舗の内装で、ブランドコンセプトを伝え、居心地の良い空間を作り上げることで、お客さまに愛される集客力のある店へ発展することができます。
デザイン設計会社に依頼をすることで、デザインを専門にしたデザイナーが店舗設計をし、工事がデザイン通りに進行しているかを監理しますので、よりクオリティの高い内装の仕上がりが期待できます。
一方で、デザイン設計会社は、デザインと設計の部分のみの対応のため、施工は施工業者へと依頼する必要があります。そのため、工期や費用は3つのタイプの中で最も多くかかる傾向があります。
▼デザイン設計会社の対応範囲
デザイン設計会社でできること | ・デザインや機能性にこだわったデザイン設計 ・内装工事の監理 ・施工業者の紹介 |
デザイン設計会社ではできないこと | ・現場での施工 |
▼デザイン設計会社が向いている人
・理想の店舗を作りたい人 ・予算と工期にある程度余裕のある人 |
デザイン設計と施工の両方を行う内装施工会社
内装施工会社は、内装を専門に行う会社でデザインや設計から施工まで全てを対応してもらえるのが特徴です。
内装専門の内装施工会社に依頼することで、全ての工程を1つの会社で行うことができるので、費用が抑えられる上、デザイン設計から施工までスムーズに進めることができます。また、自社に設計士やデザイナーがいるため、予算に合わせた提案や仕様の変更なども柔軟に対応してもらえます。
一方で、デザイン性や提案力はデザイン設計会社に劣るでしょう。
▼内装施工会社の対応範囲
内装施工会社でできること | ・デザイン設計から施工まですべて対応 |
内装施工会社ではできないこと | ・デザイン性や機能性が高い内装デザインの設計 ・施工業者の比較検討(施工まで一貫して請け負うため) |
▼内装施工会社が向いている人
・内装工事をお任せしたい人 ・コストや工期を予定内におさめたい人 |
施工メインの工務店
工務店は、一般的に内装のみならず、般住宅の建設やリフォームなど幅広い工事を引き受ける業者です。
工務店の場合、現場での対応力に優れていますが、デザイン力は弱く、発注者のイメージに対する提案力は劣ります。また、デザイン設計自体を行っていないところも多くあります。
そのため、発注するオーナー自身が依頼前にどのようなデザインで、どのような工事をお願いしたいか明確にしておかなければなりません。
工務店の場合、内装工事の経験にはバラつきがあるため、ホームページをチェックするなどして、できるだけ内装工事の実績の多い工務店を選ぶことをおすすめします。コスト面では、3つの業者の中で最も安く行えるでしょう。
▼施工メインの工務店の対応範囲
工務店でできること | ・現場での図面をもとにした施工 ・一部だけの施工 |
工務店ではできないこと | ・デザイン、設計、提案 |
▼施工メインの工務店が向いている人
・施工箇所が決まっている人 ・なるべく費用を抑えたい人 |
最も重要なのは一貫性のある店づくりのためのサポートを受けること
ここまで内装工事の一連の流れや進め方のポイントについて解説してきましたが、最も重要なのは、開店後までを見据えた、一貫性のある店づくりをするためのサポートを受けることです。
例えば、内装を考える前に、自身がイメージしているお店の雰囲気や、ターゲットにしたい客層などを決めるでしょう。それらが決まったら、コンセプトを明確にして内装デザインを考えていくはずです。
しかし、コンセプトがまだ明確ではない状態で、なんとなくイメージで伝えた希望が取り入れられ、デザインが出来上がった場合、おそらく一貫性のない内装デザインになってしまうはずです。
一貫性のないデザインは、要所要所にこだわったとしても、チープな印象を抱かれやすくなってしまいます。
そのため、まず打ち合わせでコンセプトを決めるところからはじめ、それに合わせて一貫した内装デザインを考えてもらえるかどうかが大切になるのです。
こちらの希望に関しても、コンセプトを基準にして合うかを判断し、取り入れるか取り入れない方がいいか意見してくれるかどうかで最終的な出来上がりが左右されます。
一貫性のある内装はお客さまも居心地がよく感じられ、「行ってみたい」「また来たい」お店となり、結果として「売り続ける」店となるのです。
Lovationが実現できる3つのサポート
業者ごとに受けられるサポート内容は異なります。また、前述したような内容を無償で一貫してサポートしてくれる業者はあまりないでしょう。
しかし、Lovationではあなたの「こんなお店にしたい」という気持ちを第一に考え、幅広いサポートを提供しています。
これから物件を探し始める方や、店舗の内装工事について検討したい方に向けて、弊社が実現できる3つのサポートについて詳しく解説します。
物件探しから工事完了までトータル的にサポート
Lovationは初めての店舗出店でも安心して進められるように、工事完了まで以下のようにトータル的なサポートを行います。
・物件探し ・資金調達のお手伝い ・工事見積もりの比較と価格交渉 |
物件探しでお悩みの場合は、お店のコンセプトやターゲットを踏まえた物件探しをお手伝いします。
また、融資を申し込むのも経験がなければ不安を感じてしまうでしょう。そのような場合も、銀行に提出する企画設計書の作成をお手伝いし、必要な場合は資金調達を行う専門家もご紹介しています。
出店費用の6〜8割を占める内装工事費用を抑えるために、見積もりの比較や価格交渉もサポートもお任せください。
「また来たくなる」お店にするための戦略・企画設計
弊社では、1〜2週間に1度のペースでミーティングを行います。そうすることで、考えやイメージを具体的にまとめていき、お店のターゲットやイメージを固めます。
ターゲットを深掘りし、競合相手を明確にするなどの戦略設計もお任せください。その情報を基にお店がお客さまにどのような価値を提供できるかを考え、それらの情報から店舗デザインを構築いたします。
弊社は、「お店が完成すれば終わり」とは考えていません。大切なことはお店の完成ではなく、オープン後に「お客さまに来てもらえるお店になること」だからです。
そのため、オープン後のことも考えて、ターゲットやコンセプトを十分に考慮した上で、「また訪れたい」と思ってもらえるお店づくりをサポートいたします。
予算や間取りに応じた成果を最大化するための提案
弊社では、デザインと機能性のバランスが取れた提案をすることを大切にしています。
いくらおしゃれなお店でも、お客さまが使いにくい、スタッフが動きにくければお店そのものの価値が損なわれるからです。
例えば、店舗内の導線をお客さまとスタッフの動きに分けて考え、両者が複雑化しないような内装設計を行います。
また、照明も演出重視にすれば暗すぎて作業に支障が出て、作業重視にすると雰囲気のないお店になってしまいます。演出と作業性を考慮した上で、各箇所に適切な角度で適切な照明を設置し、おしゃれで作業に支障が出ない光環境を整えられます。
このようなデザイン性と機能性のバランスが取れた内装は、お客さまにとっても居心地のいいお店となるでしょう。
そのため、弊社ではどのような形をした物件であっても、おしゃれでありつつ、機能性も十分に考慮したデザイン設計を実現します。
まとめ
この記事では、内装工事の流れについて詳しく解説してきました。
最後にまとめをご紹介します。
一般的に内装工事の流れは、以下の通りです。
流れ | 期間 | |
STEP1 | 内装工事業者の選定 | 1~2週間 |
STEP2 | 相談・問い合わせ | 2~3週間 |
STEP3 | ヒヤリング・打ち合わせ | |
STEP4 | プランニング | 3~4週間 |
STEP5 | 設計・プランの提案/打ち合わせ | |
STEP6 | 見積もりの提示 | 2~3週間 |
STEP7 | 契約の締結 | |
STEP8 | 工事の着工 | 1~2カ月 |
STEP9 | 物件の引き渡し | |
STEP10 | アフターケア | 1年間 |
内装工事にかかる費用は、次の3つの条件の違いにより大きく異なります。
・物件の状態 ・開業する業態 ・依頼する業者 |
内装工事について検討する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
・内装工事業者の選び方によって流れや費用が変わる ・費用見積もりの見方を理解することが大切 ・内装工事業者に理想の店舗像は伝わりにくい |
内装工事は流れの中で一貫したサポートを受けられるかが重要です。そのため、業者選びで理想のお店ができるかどうかが決まるといっても過言ではありません。
業者がどこまでサポートしてくれるのかを十分に確認し、お店づくりを安心して任せられるパートナーを見つけましょう。
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